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フォトショップが普及して今は多くの人が写真の加工をしています。

 

私はフォトショップの日本語バージョンが出てすぐに使い始め、今でも時々使っています。

 

私が使って来た目的は主に写真の再現です。

 

時には仕事で下着の色補正をしたり、電線を消したりしていたこともありました。

 

今は趣味で撮る写真の微調整をするくらいです。

 

最近インターネットで出回っている写真の質で著しく見苦しいものがあるので、フォトショップが初期から持っている諧調補正機能について良い例と悪い例を紹介して写真の調子再現の説明をします。

 

昔は銀塩フィルムに撮影された潜像を現像して目に見える写真にしていました。

 

ネガの場合にはさらにプリントして白黒逆転しているフィルムを印画紙上で通常の写真に焼き付けていました。

 

その写真をコンピュータに入力するためにスキャナを使っていました。

 

今はスキャナと言えば机に乗るタイプを連想しますが、30年前には1億円を越える大型スキャナもありました。



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そうした大型スキャナでも基本となる機能は写真を再現するために構成されていました。

 

その点は今のスキャナでもフォトショップでも同じです。

 

写真を再現する機能は、明暗の諧調再現を調整する機能、色相再現を調整する機能、ディテール再現を調整する機能で構成されています。

 

これらの機能は全てフォトショップにも搭載されていますが、元の写真が駄目なら装置やアプリケーションソフトウエアが良くても駄目なのは同じです。

 

今回例に挙げたのは落ち葉の写真です。





 

落ち葉をスマートフォンで撮ったままの写真と、

DSC_0741

諧調再現の曲線を変えて、中間調を強調し明暗の諧調再現を抑えた写真と、

DSC_0741

明部と暗部の諧調再現を強調し中間部の再現を抑えた写真を紹介しています。

DSC_0741

明らかに中間部の再現を強調した写真ははっきりし過ぎていてイラストっぽくなっています。

 

わざと失敗するまで諧調再現の曲線を極端に調整した結果ですが、赤く色づいた桜の落ち葉の立体感が消えています。

 

これは明部と暗部の諧調再現を殺したことで濃い色の中の諧調再現も殺されている事例です。

 

色が濃いところの再現で、必要色と呼ばれる成分は暗部の諧調で再現され、補色であるこの場合にはシアンの成分は明部の諧調で再現されるからです。

 

その両方を殺せば色の濃い部分の諧調再現が非常に弱くなることがこれを見たらわかっていただけるはずです。

 

比較のために逆の補正も紹介していますが、こちらはそれほど酷くありません。

 

失敗例のような写真がインターネット上に増えて来ていると感じたので、その原理のひとつをここで紹介しました。

 

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